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よくある質問(Q&A)
スキンケアについて
アトピー性皮膚炎について
シミ治療について
紫外線対策について
スキンケアについて
| Q1 |
スキンケアとは? |
| A1 |
皮膚には汗を出しての体温調節、外的刺激などから身を守るバリア機能、複雑なアレルギー監視機構により様々な刺激に対して鋭敏な反応をおこす働きなどがあります。バリア機能が壊れるとアトピー性皮膚炎などの皮膚症状が出やすくなります。スキンケアとはこのバリア機能を良い状態に保って肌のトラブルを予防することです。 |
| Q2 |
皮膚のバリア機能とは? |
| A2 |
皮膚は外側から角質層、表皮、真皮、脂肪で成り立っています。角質層の外側に皮脂と汗が交じり合ってできた天然の保湿クリームである皮脂膜があります。この角質層と皮脂膜が外からの刺激やアレルゲン(アレルギーを起こすもの)の侵入を防いだり、皮膚からの水分の蒸発を防いで乾燥しないように働いています。また皮膚常在菌の働きで皮脂膜を弱酸性に分解して病原菌が入らないように守っています。これが皮膚のバリア機能です。 |
| Q3 |
肌がみずみずしいのはなぜ? |
| A3 |
皮膚のバリアは皮脂膜、角質層の中の天然保湿因子と角層細胞間脂質の3つから成り立っています。皮脂膜が皮膚の内から外への水分の蒸発を防いでいます。天然保湿因子と角層細胞間脂質が皮膚の水分を保ってみずみずしい肌にしています。この3つの因子の働きによって肌は潤いのあるスベスベの状態になっているのです。 |
| Q4 |
赤ちゃんと大人の皮膚は同じですか? |
| A4 |
赤ちゃんは大人に比べて肌が薄くて皮脂を作る能力が劣っています。赤ちゃんの皮膚の皮脂量や水分量は大人の1/4~1/5ほどです。赤ちゃんの肌は一見スベスベに見えますが、本当はすごい乾燥肌なのです。この乾燥肌の状態は思春期まで続きます。そのため思春期までの子供さんは大人と同じ感覚で体を洗うと肌荒れが生じてしまいます。また年をとると年々、皮脂の分泌が悪くなり、再び乾燥肌へと戻っていきます。 |
| Q5 |
肌の洗いすぎや掻き過ぎは皮膚にどのような影響を及ぼしますか? |
| A5 |
洗いすぎや掻き過ぎは皮膚のバリアを破ってしまいます。そのため、皮膚からの水分がどんどん蒸発して乾燥肌になります。また外からの細菌などやアレルゲン(アレルギーを起こすもの)が入って化膿したり、アトピーなどのようなアレルギーを起こしやすくなります。さらに掻くことで皮膚の神経が皮膚表面にまでせり上がり、わずかな刺激でも強い痒みを感じるようになります。 |
| Q6 |
スキンケアのポイントは? |
| A6 |
正しい洗い方と保湿です。間違った洗い方は皮膚のバリアを傷つけてしまいます。生活環境の変化でほとんどの年代の方の肌は乾燥しています。そのために保湿して潤いを保ち、傷ついたバリアを補修することが大切です。 |
| Q7 |
正しい洗い方は? |
| A7 |
充分に洗浄剤を泡立てて優しく洗うことが基本です。実際には以下のことに注意してください。
①洗浄剤は使用方法通りに使う。薄めて充分に泡立てて軽く洗う。濃すぎる洗浄剤は皮膚の保湿成分を奪ってしまう。
②充分に泡立てて手や綿のタオルで軽く洗う。網目のタオルやスポンジなどはバリアを破壊しやすいので使わないこと。
③耳の後ろ、わき、首、肘・膝の内側など汗の溜まりやすいところを丁寧に洗う。
④シャンプーは泡立てて、指の腹で優しく洗う。けっして爪を立てて洗わないこと。
⑤しっかり流して洗浄剤を残さないようにする。
⑥体拭きは擦らずにタオルで押し当てて水分を吸い取らせるようにする。 |
| Q8 |
保湿の仕方は? |
| A8 |
入浴後や朝などにたっぷりと全身に保湿剤をつける。特に入浴後は皮膚がふやけていて保湿剤の吸収がよいので、入浴後すぐに外用するのがよい。薄くつけても効果が弱いので注意。特に首や肘・膝の内側など皮膚が薄い部位や背中やわき周囲など皮膚が擦れやすい部位は充分に保湿する。 |
| Q9 |
保湿剤はどんなものがいいか? |
| A9 |
どんな商品でもかまいません。保湿効果が高いのはセラミド成分が入っているものがよいが、外用してみてしっくりくるものならどれでもよいでしょう。尿素成分のものは刺激性があり、皮膚のバリア機能を損なう恐れがあります。夏はローションタイプ、冬はクリームタイプがつけやすい。 |
アトピー性皮膚炎について
| Q1 |
アトピー性皮膚炎の生活指導は? |
| A1 |
アトピーの人の肌は乾燥肌で、皮膚のバリアが薄く、破れた状態です。さらに掻いてバリアはボロボロになっており、細菌なども入りやすくなっています。皮膚の神経表面にせり上がって過敏になっています。洗浄剤で優しく洗って清潔にし、保湿剤をたっぷりとつけて壊れたバリアを修復することが大切です。 |
| Q2 |
アトピー性皮膚炎の夏のスキンケアは? |
| A2 |
夏は汗の季節です。汗には様々な成分が入っていて、これがアトピーの炎症を悪化させます。こまめにシャワーなどで汗を落とすことが大切です。夏は昼だけでなく、夜寝ている間の発汗も多いので、まず朝起きたらシャワーをして汗を落とす。そしてべたつきにくいローションタイプの保湿剤をつけましょう。 |
| Q3 |
アトピー性皮膚炎の冬のスキンケアは? |
| A3 |
冬は空気が乾燥しているばかりでなく、皮膚の皮脂分泌量も夏の1/3くらいに減少して乾燥肌がますますひどくなります。また入浴温度も高くなるために皮脂が強く取られてしまいます。入浴時の洗い方をより優しくすることが肝心です。そしてしっとりしているクリームタイプの保湿剤を充分につけて乾燥から肌を守ることが大切です。 |
| Q4 |
アトピー性皮膚炎などに良い食事は? |
| A4 |
バランスの良い食事が望ましい。たとえば①大豆など根菜類や海草の多い食事(味噌汁、煮物など)、②魚料理が多く、肉類が少ない、③砂糖の使用が少ない、④インスタント食品やスナック菓子を食べないなどです。つまり昭和30年代の食事(和食)です。肉類は体内で炎症物質に変換されますが、魚類は炎症を抑える物質に変わります。砂糖が多いと肌が荒れやすくなります。スポーツドリンクには多量の砂糖成分が入っていますので気をつけましょう。 根菜類や海草はミネラルなどが豊富で体によいです。 |
| Q5 |
アトピー性皮膚炎の人はかゆみ止めの内服薬は飲み続けるべきですか? |
| A5 |
アトピー性皮膚炎の人はかゆみが生じやすく、また掻くことで症状が悪化します。これは正常の人に比べてかゆみに対し非常に敏感になっているからです。かゆみ止め(抗アレルギー剤)はかゆみを一時的に抑えるだけでなく、わずかのかゆみ刺激に対して敏感になっている体質をも抑える働きがあります。そのため、かゆみがなくても飲み続けることで敏感さがとれて、肌を正常の状態に保つことができます。 |
シミ治療について
| Q1 |
シミ治療(メディラックスプラス)を受けるにはどうしたらいいの? |
| A1 |
一度診察をしてシミの状態、治療方法などを説明させていただきます。治療に納得され、ご希望があれば治療の予約を行ないます。 |
| Q2 |
シミ治療はエステとはどう違うの? |
| A2 |
医院の場合はあくまでも治療です。同じフラッシュランプの機器を使っていたとしても、機械の性能は異なります。医療行為ですのでエステでは医院と同じ強さの機械は使えません。また皮膚科専門医がその人の肌質、シミの状態に合わせて治療内容を細かく変えます。つまりオーダーメイドの治療です。 |
| Q3 |
シミ治療は何回すればいいの? |
| A3 |
回数に決まりはありません。続けてすることで老化によるシミは徐々に薄くなり、肌質や化粧のノリがよくなります。 |
紫外線対策について
| Q1 |
なぜ紫外線がいけないのでしょうか? |
| A1 |
地上に届いている紫外線には2種類、つまり波長の長いA紫外線(UVA)と波長の短いB紫外線(UVB)があります。UVAは皮膚の老化であるしわやたるみの原因に、UVBは赤くなる日焼けや皮膚癌などを起こします。紫外線を浴びるとメラニンが増えてシミが増えます。 |
| Q2 |
紫外線対策は夏だけでよいのでしょうか? |
| A2 |
UVBは春から秋にかけて、特に夏に強くなります。夏の日焼けが赤くなるのはこのUVBのためです。UVAも春から秋までずっと強く降り注ぎますが、冬でも夏の1/2~1/3はあります。春の日焼けが黒くなるのはUVAの仕業です。つまり紫外線は一年中降り注いでいますし、晴れた日は勿論、曇りや雨の日でも降り注ぎます。紫外線対策は一年中、どんな天気のときでも必要です。 |
| Q3 |
紫外線対策の方法? |
| A3 |
紫外線防止剤(日焼け止め)には効果の強さ(SPF、PA)が表示されています。紫外線の強さ、浴びる時間、紫外線にあたるとすぐに赤くなりやすい肌かなどを確かめて最適な日焼け止めを選びましょう。
日焼け止めは1回つけただけで一日中効果が持続するわけではありません。どんなに強い日焼け止めでも汗などで落ちてしまいますので、2~3時間おきにこまめに塗りなおすことが必要です。 |
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